眼下に雲海、頭上は乗鞍ブルー、最高のスキー&スノーボード日和。
【16-17シーズン 191日目】 天候:晴れ時々曇り
9/1(金) 乗鞍大雪渓でスキー。
本日の天気予報はとても難解です。
各天気予報サイトでも雨予報から晴れ予報まで見解がバラバラ。
アルピコ交通は前日夕方に翌日のダイヤを決めますが、悪天候が予想される“Bダイヤ”を決定しました。
Bダイヤなので始発の次は8:00、
いつもは始発か7時便に乗るのですが、7時便が無いので確実に始発に乗り込む為しっかりと早起き。
しかし起床時の観光センターは無常の雨…、2度寝したくなってきた…、テンション上がりません~
6:10、それでも始発に乗り込みます。
テンション上がらずバスの中で不貞寝。
いつもの様に、「次は宝徳霊神~」のアナウンスで目覚めると…、
何ぃぃぃいい!!
山の上は快晴~雲の上に出ました。
槍ヶ岳や穂高連峰の上部が雲海からひょっこり顔を出しており、一瞬で目が覚めました。
※寝惚けており写真を撮ったのは大雪渓肩の小屋口前…。
久々の乗鞍ブルー!!
バス乗車までどんよりしていた我々は俄然テンションアップ!
スキーヤー登山道のハイクも軽やか!
ここまでハッキリと下界と雪渓で天気が違うって事は、当然こうなります。
眼下は極上の雲海、頭上は乗鞍ブルー。
毎週悪天候に見舞われ、それでも通い続ける金曜常連T氏、やっと報われました!
山から見下ろす限り、人が住んでいる場所は全て曇りか雨だった事でしょう。
朝イチのこの贅沢な時間を雪渓で過ごせたのは我々3名のみ。
こんな贅沢を味わう為、雨の日も風の日も朝から雪渓に通い続けるのです(笑)
おコブ様の状態は…、
さすがに朝イチは固い所もあり氷もいつも通りでしたが、
ちょっと削ったり掘ってやればドンドン緩みます。
わたくしめは、無念のリタイアY氏が育てた「小回り道場」をピッチの細かいコブに成長させる為、
未完成の上部をフラットにし、全体の氷を砕きます。
O氏とT氏はメインのコブラインを整備。
太陽の力ってホントにスゴい!!
こんな日はスコップや鍬での応戦も楽しい。
作業がはかどるからより美しいコブへと燃えてしまい、結局3時間以上整備していましたが(笑)
小回り道場、Y氏のおかげで下段はかなり形になってきました。
本日の使命は上段も形にして週末組に繋げる事。
滑走者1名なので中々厳しいですが、とりあえず滑走痕は付いてきた。
本日はまるで真夏の様な気温でハイクや整備中は汗だくでした。
下界はちょっぴり冷え込んで秋の訪れだったようなので、なんだかいつもと逆ですね。
昨日までの状況(氷の第3ステージ)では、ただ滑るだけで滑走ラインを残すのは至難の業ですが、
午前中は完全な乗鞍ブルーで太陽ギラギラ、表面の雪はドンドン緩みますので、
ニューラインを掘るには最適な環境となりました。
メインのコブラインもご機嫌なようです。
あっという間に掘れ掘れなのでお昼の再整備。
第3ステージに移行してこんな状況は初めてです。
デラ掛け後の極上モノをいただきます!
サイコー!!
軽く30度は超える急斜面ですが、
“やわらかい雪、綺麗な整備”
条件が揃えばわたくしめの様な初級者でもどうにか完走できます。
そして、お日様のおかげで、
Y氏ラインも上段から下段まで繋がりました!
細かいピッチのコブ、この急斜面ではかなりの難関コブへ成長しそうですが、
まだコブとしては浅い正に小回り道場。
深く掘れる前のこのようなラインを繰り返し滑って、細かい動作へ対応出来るようにと、
Y氏からの遺言の様な気がしてきました(笑)
5日間で“乗鞍スペシャル”の塗装はボロボロに剥がれました(笑)
第3ステージの融雪は緩やかになってきました。
第2ステージは滑走が厳しい状態へ。
第1ステージは完全に終了と見せかけて、僅かな残雪が…。
写真では分かり辛いですね。
週末で完全消滅しちゃうかなぁ…。
2015年は9月中旬まで残っていたので、約2週間くらい早い消滅になりそうです。
2015年9月14日の日記⇒「秋スノーボード日和。」
場所によって雪融け具合が違うので完全な比較は難しいですが、
2015年9月中旬と2017年9月上旬を比較してみますと、
第3ステージの様子は同じ様な状況ですが、単純に2週間早く終わってしまうかと言えばそうでもなく。
9月以降は雪融けスピードが落ち、10月になれば初冠雪が待っていますので、
これ以上の極端な融雪は可能性低いかなぁと。
今年の乗鞍大雪渓第3ステージ、例年同様初冠雪まで滑走出来る可能性大だと思います。
本日は第3ステージに移行してから今期一番のアタリ日でした。
こんないい天気なのに、ご来光バス運休&Bダイヤにしてしまったアルピコ交通さん、ヤっちゃいましたね(笑)
前日にダイヤを決めなくてはならないので中の人は大変だろうけど、
自然が相手の商売ですのでこんな日もありますね。
Bダイヤなので下山バスも2時間に1本です。
15時便を待ちましたが、この前のように満席だったら2時間待ちになってしまうので心配だなぁと思っていたら、
嫌な予想が大当たり、見事に補助席まで満席!
嗚呼…! Bダイヤの2時間待ちは辛~い!
ところが、前回とは違い機転の利く運転手さんが禁断の魔法で下山させてくれました。
ここでは書けませんが、レアな経験が出来て最後の最後までサイコーな1日となりました。
でも、アルピコ交通さん、もう少しゆとりを持った配車をお願いいたします~(笑)
使用板:ROSSIGNOL / OLYMPIC 41
ストック:LINE / GRIP STICK GREEN
ブーツ:K2 / PINNACLE 130
乗鞍大雪渓で夏スキー・夏スノーボード【取扱説明書】
http://golgo13zilch.blog.fc2.com/blog-entry-2527.html
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本日の天気予報はとても難解です。
各天気予報サイトでも雨予報から晴れ予報まで見解がバラバラ。
アルピコ交通は前日夕方に翌日のダイヤを決めますが、悪天候が予想される“Bダイヤ”を決定しました。
Bダイヤなので始発の次は8:00、
いつもは始発か7時便に乗るのですが、7時便が無いので確実に始発に乗り込む為しっかりと早起き。
しかし起床時の観光センターは無常の雨…、2度寝したくなってきた…、テンション上がりません~
6:10、それでも始発に乗り込みます。
テンション上がらずバスの中で不貞寝。
いつもの様に、「次は宝徳霊神~」のアナウンスで目覚めると…、
何ぃぃぃいい!!
山の上は快晴~雲の上に出ました。
槍ヶ岳や穂高連峰の上部が雲海からひょっこり顔を出しており、一瞬で目が覚めました。
※寝惚けており写真を撮ったのは大雪渓肩の小屋口前…。
久々の乗鞍ブルー!!
バス乗車までどんよりしていた我々は俄然テンションアップ!
スキーヤー登山道のハイクも軽やか!
ここまでハッキリと下界と雪渓で天気が違うって事は、当然こうなります。
眼下は極上の雲海、頭上は乗鞍ブルー。
毎週悪天候に見舞われ、それでも通い続ける金曜常連T氏、やっと報われました!
山から見下ろす限り、人が住んでいる場所は全て曇りか雨だった事でしょう。
朝イチのこの贅沢な時間を雪渓で過ごせたのは我々3名のみ。
こんな贅沢を味わう為、雨の日も風の日も朝から雪渓に通い続けるのです(笑)
おコブ様の状態は…、
さすがに朝イチは固い所もあり氷もいつも通りでしたが、
ちょっと削ったり掘ってやればドンドン緩みます。
わたくしめは、無念のリタイアY氏が育てた「小回り道場」をピッチの細かいコブに成長させる為、
未完成の上部をフラットにし、全体の氷を砕きます。
O氏とT氏はメインのコブラインを整備。
太陽の力ってホントにスゴい!!
こんな日はスコップや鍬での応戦も楽しい。
作業がはかどるからより美しいコブへと燃えてしまい、結局3時間以上整備していましたが(笑)
小回り道場、Y氏のおかげで下段はかなり形になってきました。
本日の使命は上段も形にして週末組に繋げる事。
滑走者1名なので中々厳しいですが、とりあえず滑走痕は付いてきた。
本日はまるで真夏の様な気温でハイクや整備中は汗だくでした。
下界はちょっぴり冷え込んで秋の訪れだったようなので、なんだかいつもと逆ですね。
昨日までの状況(氷の第3ステージ)では、ただ滑るだけで滑走ラインを残すのは至難の業ですが、
午前中は完全な乗鞍ブルーで太陽ギラギラ、表面の雪はドンドン緩みますので、
ニューラインを掘るには最適な環境となりました。
メインのコブラインもご機嫌なようです。
あっという間に掘れ掘れなのでお昼の再整備。
第3ステージに移行してこんな状況は初めてです。
デラ掛け後の極上モノをいただきます!
サイコー!!
軽く30度は超える急斜面ですが、
“やわらかい雪、綺麗な整備”
条件が揃えばわたくしめの様な初級者でもどうにか完走できます。
そして、お日様のおかげで、
Y氏ラインも上段から下段まで繋がりました!
細かいピッチのコブ、この急斜面ではかなりの難関コブへ成長しそうですが、
まだコブとしては浅い正に小回り道場。
深く掘れる前のこのようなラインを繰り返し滑って、細かい動作へ対応出来るようにと、
Y氏からの遺言の様な気がしてきました(笑)
5日間で“乗鞍スペシャル”の塗装はボロボロに剥がれました(笑)
第3ステージの融雪は緩やかになってきました。
第2ステージは滑走が厳しい状態へ。
第1ステージは完全に終了と見せかけて、僅かな残雪が…。
写真では分かり辛いですね。
週末で完全消滅しちゃうかなぁ…。
2015年は9月中旬まで残っていたので、約2週間くらい早い消滅になりそうです。
2015年9月14日の日記⇒「秋スノーボード日和。」
場所によって雪融け具合が違うので完全な比較は難しいですが、
2015年9月中旬と2017年9月上旬を比較してみますと、
第3ステージの様子は同じ様な状況ですが、単純に2週間早く終わってしまうかと言えばそうでもなく。
9月以降は雪融けスピードが落ち、10月になれば初冠雪が待っていますので、
これ以上の極端な融雪は可能性低いかなぁと。
今年の乗鞍大雪渓第3ステージ、例年同様初冠雪まで滑走出来る可能性大だと思います。
本日は第3ステージに移行してから今期一番のアタリ日でした。
こんないい天気なのに、ご来光バス運休&Bダイヤにしてしまったアルピコ交通さん、ヤっちゃいましたね(笑)
前日にダイヤを決めなくてはならないので中の人は大変だろうけど、
自然が相手の商売ですのでこんな日もありますね。
Bダイヤなので下山バスも2時間に1本です。
15時便を待ちましたが、この前のように満席だったら2時間待ちになってしまうので心配だなぁと思っていたら、
嫌な予想が大当たり、見事に補助席まで満席!
嗚呼…! Bダイヤの2時間待ちは辛~い!
ところが、前回とは違い機転の利く運転手さんが禁断の魔法で下山させてくれました。
ここでは書けませんが、レアな経験が出来て最後の最後までサイコーな1日となりました。
でも、アルピコ交通さん、もう少しゆとりを持った配車をお願いいたします~(笑)
使用板:ROSSIGNOL / OLYMPIC 41
ストック:LINE / GRIP STICK GREEN
ブーツ:K2 / PINNACLE 130
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